突然のバッテリー上がりは、誰にでも起こり得るトラブルです。特に外出先や夜間、ロードサービスが直ぐに呼べない状況では迅速な復旧手段が重要です。
この記事では、ポータブル 電源を使った車のバッテリー充電方法と注意点をわかりやすく解説します。
1.車のバッテリー上がりのリスクと対策
ここでは車のバッテリーが上がる主な原因や予兆などを紹介します。
バッテリー上がりの主な原因
- ライトや室内灯、ハザードランプの消し忘れ
- エアコンやオーディオなど電装品の使いすぎ
- 長期間の放置と自然放電
- 寒冷地でのエンジン始動やバッテリーの劣化
バッテリー上がりの前兆
- エンジンがかかりにくい
- ライトが暗くなる
- パワーウィンドウの動作が遅い
- アイドリングストップが作動しない
予防策
- 定期的な走行(1週間に1回、20分以上が目安)
- バッテリー液量や端子の点検・交換
- 電装品の過度な使用を控える
- バッテリー上がりの前兆を見逃さず早めに対応
2.ポータブル蓄電池で車のバッテリー充電の手順
いざ、バッテリーが上がってしまった場合にポータブル蓄電池(ポータブル電源のことを指す)を使った復旧手順を解説します。
- 充電前の準備
- ポータブル電源と専用のバッテリー充電ケーブルを用意
- 車のバッテリーの状態と電圧を確認
- 充電手順
- 車からバッテリーを取り外す(推奨)
- 充電ケーブルのプラス(赤)をバッテリーのプラス端子へ、マイナス(黒)をマイナス端子へ接続
- ケーブルをポータブル電源に接続し、電源をオン
- 充電が完了したら、電源をオフにしてケーブルを外す
- ケーブルを外してからエンジンを始動する
- 注意点
- 充電中は過充電やショートに注意
- ケーブルをつないだままエンジンをかけると機器が故障する恐れがある
- 充電時間は製品やバッテリーの状態によるため注意
3.車のバッテリーを復活させるのに役立つJackeryポータブル電源
車のバッテリートラブルは誰にでも起こりうるトラブルです。非常時にも安心して対応できるようにポータブル電源を備えておくのがおすすめです。ここでは車中泊におすすめのポータブル電源を2つ紹介します。
Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット
画像の引用元: https://www.jackery.jp/products/solar-generator-600-plus-100-prime
- 製品の特徴
車のバッテリー上がりの対策としてのポータブル電源であれば車載のしやすいサイズ感は重要です。約300 x 219 x 197 mmのコンパクトなポータブル電源に車に取り付け可能なソーラーパネルのセットです。車のバックアップとして最適な1台です。
- 容量と家電の稼働時間
容量632Wh:車載可能なポータブル電源(60W)であれば約10時間程度の利用ができます。アウトドアなどを兼ねた使い方にもぴったりです。
- 定格出力と稼働できる家電
出力800W:800W以内の電力のものを使用できます。小型の炊飯器やコーヒーメーカーなども使用可能です。
- 出力ポート
合計6個の出力ポート:AC×2、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
画像の引用元; https://www.jackery.jp/products/explorer-1000-new-100w
- 製品の特徴
家庭用コンセント並みの出力を持つコンパクトなポータブル電源とソーラーパネルのセットです。車での外出時に必要な電源をいつでも確保ができるようになります。
- 容量と家電の稼働時間
容量1070Wh:ポータブル冷蔵庫(60W)を15時間以上連続で運転することができる容量です。車載での利用のほかにも防災対策などでも十分活躍の見込めるスペックです。
- 定格出力と稼働できる家電
出力1500W:家庭用コンセントクラスの1500Wを備えており、ほとんどの家電に対応可能で安心です。
- 出力ポート
合計7個の出力ポート:AC×3、USB‐A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
まとめ
車のバッテリー上がりは突然起こるため、ポータブル電源を備えておくと安心です。正しい手順と注意点を守れば、緊急時でも安全かつ迅速に復旧が可能です。日頃のバッテリーメンテナンスと併せて、備えを万全にしましょう。